
「【絵手紙】湯のみ☆絵手紙に添えられた言葉は絶妙なり~」
「父の名は箸棒頑太と申します。以後お見知りおきを♪」
今日の絵手紙の題材は「湯のみ」。
このお湯のみは、ずいぶん前にサチコはんが尾道に旅行に行った時、現地の焼き物体験コーナーで絵付けした湯のみ♪
こんにちは!当ブログの管理人☆【トモピコのおっぺけ物語】スットコドッコイ劇場の看板女優”トモピコ”です。
前回から始まった、今は亡き父が主人公の『箸棒頑太シリーズ』
昔ながらのパパの大きな”湯のみ”、今ではもう1つも我が家には残っていません。
サチコはんとトモピコが2人暮らしの今、お客様用のものは別として、湯のみ茶碗そのものがないんです。。。
そこでトモピコが食器棚を隅々まで探したところ、サチコはんの”おみやげ湯のみ”を発見!
あなたにも無理矢理みて頂いた次第でございまする~♪
今日の『絵手紙さんぽ』は、お湯のみと共に箸棒頑太くん2度目の登場です。
箸棒頑太の名前の由来と、ちょっとしたエピソードなんかも交えてお話しますね。
それでは最初に、箸棒頑太が主役の”湯のみ”の絵手紙からご覧下さい。
最後まで、どうぞごゆるりとお楽しみ下さいませ。
【絵手紙】父の湯のみ☆添えられた言葉は絶妙なり~!
『ガンコ パパ』

そのものズバリや、言う事あらへんわ

そうなんですよ!川崎さん。(ふふふっ☆これ誰だ!?)
うちのパパはと~っても頑固!
サチコはんは意図してないだろうけど、この絵手紙に添えられた言葉は、パパのことを本当によく表していると思うのよね~(o^^o)
「ガンコなパパ」じゃなくて「ガンコ」と「パパ」が名詞でそれぞれボンっ、ボンっ!と別々に言葉が置いてあるでしょ。ここがミソ!

スペースの関係上・・・と、ちゃうんかいっ?

そうとも言う・・・
この2つの言葉は普段よ~く使われる言葉だけど、こうして離して単語を置くことで、パパの頑固さが一層強調されているような気がするんですよねー。
しかも、はがきからはみ出しそうなくらい目一杯描かれているのも、頑固ムード満点!

ワシ的には、”頑固”って漢字とちゃうところが、ユルくてええ感じやなー
昔はどこのお家にもあった、お父さんのでっかい”湯のみ”。あなたのお家にもありますか?
絵手紙のモデルのこの”湯のみ”、昔々その昔、お寿司屋さんで粗品として頂いたモノ。

「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」のちゃぶ台の世界やな~
そうよね~。イマドキのお父さん達は、こんな大きなお湯のみをお家で使わないかもね。
トモピコなんて、紅茶も緑茶も牛乳も!今じゃ何でもかんでも、マグカップでござるよー♪
お湯のみとは縁遠い生活になってしまいました。
だけど、尾道生まれのサチコはんMadeの湯のみ茶碗と出会ったからに、今度からこのお湯のみで、お茶飲もう~っと♡
この湯のみ茶碗のお花の絵、ほっこり素朴であったかい。サチコはんらしいなーって、思うのデス。
さあ、話をモトに戻しませう。
ガンコなパパ、ケンジロウ。あらためまして・・・彼の名は別名「箸棒頑太」と、申します。以後、お見知りおきを~(o^^o)
お次は、箸棒頑太の名前の由来とパパにまつわるちょっとしたエピソードをどうぞ☆

チャンネルぅぅ~はそのままっ♪
パパの名は箸棒頑太!名前の由来とエピソード
箸棒頑太の名前の由来なんて、もう当然わかりますよね~☆

さっきから散々言いまくってるやん

うんっ、読んで字の如く「頑固おやじ」
約6年前にガンでこの世を去ったパパ。「箸棒頑太」とは、癌の再発後サチコはんが命名したものです。
箸棒頑太なんて、ピッタリすぎる名前やん!ママ、うまいこと考えたよねー。
さてさて、うちのパパ・・・「頑固おやじ」と言っちゃあ確かにそうなんだけど、あなたが想像する頑固おやじとは、ちょっと違うかもデス。
なんてったって、風貌がぜーんぜん頑固おやじチックじゃなーーい!
どうしてかって言うとね・・・
身長は160センチで小っちゃいし、ガリガリひょろひょろ~の骨川筋衛門(ほねかわずじえもん)なのじゃ~。
ねっ、いかつい頑固親父とは程遠いイメージでしょー。
そうそう、そう言えば・・・
「もう~アタシ痩せなアカンねんっ!」と、今もしょっちゅう叫んでいる妹のリコ。
リコが女子高生でかなりポチャ子だったその昔。「あたし、今やったらパパに(腕力で)勝てると思うねん☆」と、笑いながら申しておりました。
それはともかく、こだわるところは誰しも頑固。
ただパパの場合は、こうと決めたら(思い込んだら?)異常なまでの頑なさを持ってる反面、それ以外の点については、「ホントにそれでいいの?」って、こっちが心配になるくらい無頓着。

ホンマ極端なオッサンやで!

うん、笑けるくらい極端な所あったよねー
外ではいつも難しい顔をしていた箸棒頑太くん。家でも基本は、無口で愛想なし。
でもね・・・トモピコは小さい時お父さんっ子で、すんごい可愛がってもらったの。
その時、パパが歯を見せてニカ~っと笑う顔といったら、普段愛想のないパパからは想像できないくらいイイお顔\(^o^)/
今でも頑固おやじのとびきりの笑顔を、私は時々思い出します。
大きくなってからは、無口なパパとは話す機会もめっきり減って、疎遠になったりもしたトモピコお年頃の娘時代。
そんな時も、母娘3人のギャースカピー☆の騒々しい会話を聞きながら、実は一緒になって楽しんでいた箸棒頑太くん。
普段はな~んにも言わないけど、たまにカミナリをドカンと落とす。

これがまたムッチャ怖いねんっ!
カミナリが直撃するのは、ほぼ100%トモピコ。リコはほとんど怒られたことがない。

さすが次女!要領ええなー。長女はイケテない見本や
そんなワケで父ケンジロウは、その頑固さゆえに困ったオヤジになったり、逆に無頓着すぎて家族に心配されたり・・・かなり変わり者のお父さんでした。
私たち娘からボロンのチョン!に言われても、偉そうに言葉少なに言い返しながら、とっても嬉しそうだったパパ♪
パパの名前は箸棒頑太!

しつこい!っちゅうねん。もう知ってるし~

十分みなさんに覚えてもらわなアカンからねー
よろしかったら、前回の記事もチェックしてみて下さいね↓↓↓
頑固は頑固でも、箸にも棒にもかからないほどの頑固者。そんなパパに愛情込めて、サチコはんがつけたピッタンコ過ぎる名前。
そんな夫婦のやり取りがこちら♪
日本一短い手紙~箸棒頑太とサチコ♡愛の往復書簡
【夫:ケンジロウへ】
結婚して40年。よくさよならせずにきたものです。あなたに箸棒頑太(はしぼうがんた)と命名します。
【妻:サチコへ】
これからもずっと箸棒頑太でいます。今後ともよろしくとは、よう言いませんが。
サチコ談:夫はがん再発後、仕事をやめて2年目。24時間一緒の毎日、よくもこんなにちがう(性格)ものだと驚いています。それにがんこで箸にも棒にもかかりません。
はいはい、ご馳走さま~(o^^o)
その後のサチコはんから届いた手紙には、こう書いてありました。
「本は思いもかけないことでありました。いつもパパに言っていることをそのまま書いて(40字以内)、送っていたのを忘れていて、びっくりです。」
そんなこんなで、箸棒頑太シリーズ、まだまだ続きまーす♪
最後までおつきあい下さいまして、ありがとうございました。またのご来場をお待ちしておりま~す\(^o^)/
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