「【読み聞かせ】金子みすゞ『こぶとり』を朗読してみたよ♪ 」
「金子みすゞ『こぶとり』☆私の勝手解釈はこんなん!」
こんにちは!金子みすゞさんのように「ピュアな心を持ちた~い」と願う当ブログの管理人☆【トモピコのおっぺけ物語】スットコドッコイ劇場の看板女優”トモピコ”です。
今日の読み聞かせ動画第5弾の朗読も、またまた金子みすゞさんシリーズですぞ。
昔話でもおなじみの【こぶとりじいさん】に、まつわる詩ですよ。
今日お届けするのは次の2つ。
- 読み聞かせ動画☆金子みすゞ『こぶとり おはなしのうた一』byトモピコ
- 金子みすゞさんの詩『こぶとり』を私が勝手解釈いたします
先ずは動画をご覧くださいませ♪
【読み聞かせ動画】金子みすゞ『こぶとり』by トモピコ
『こぶとり おはなしのうた一』金子みすゞ
正直爺さんこぶがなく、
なんだか寂しくなりました。
意地悪爺さんこぶがふえ、
毎日わいわい泣いてます。
正直爺さんお見舞だ、
わたしのこぶがついたとは、
やれやれ、ほんとにお気の毒、
も一度、一しょにまいりましょ。
山から出て来た二人づれ、
正直爺さんこぶ一つ、
意地悪爺さんこぶ一つ、
二人でにこにこ笑ってた。
*金子みすゞ童謡全集 『美しい町・上』JULA(ジュラ)出版局より
読み聞かせ動画第5弾☆金子みすゞさんの『こぶとり おはなしのうた一』の朗読はいかがでしたでしょうか?
日本の昔話「こぶとり爺さん」のお話を題材にした、金子みすゞさんの『こぶとり』ですが、やっぱりココにもみすずさんの愛があふれていますね~。
って、どんな愛ですのん?
金子みすゞ『こぶとり』☆私の勝手解釈はこんなん!
金子みすゞさんの詩『こぶとり』は、正直爺さんのこぶが、意地悪爺さんにくっついたところから始まります。
正直じいさんは、こぶがなくなってスッキリコンコンかと思いきや・・・。
両ほほがスッキリしすぎて物足りないってか!?
ま、そういうこと時々あるけどなー
そうそう!骨折して、つけてたギブスを外した時、なんかスースーして物足りへん感じがするアレねー
ちょ、ちょっとちゃうと思うけど・・・
一方、意地悪じいさんは、こぶが二つもぶら下がり、意地悪どころじゃござんせん!
毎日ワイワイ泣いてるよーん(ToT)
そりゃ、泣きもしますよねぇ。頬からこぶが取れて、スッキリコンコン!のはずが、ガックシゴンゴン!なんですから~。
それにしても正直じいさんってば、意地悪じいさんのお見舞いにいくなんて、ホンマ優しいというか空気読めないというか。。。
意地悪じいさんの気持ちを逆なでしたりせーへんのやろか・・・
そこは正直じーさんだからね。ホントに素直な優しい気持ちでお見舞いに行くんですよーん
そして、二人は鬼に会いに森の中へ一緒にでかけます。
結局のところ、どっちのお爺さんもコブは元通り!
正直じいさんも意地悪じいさんも、こぶは1つずつ片方のほっぺにブラ~ンブラン♪
ふーむ。金子みすゞさんの偏らない捉え方が、ここでもよく表れていますよね。
正直だからって、こぶが無くなって単純にメデタイわけじゃなく、意地悪だからって「こぶが2つに増えてもしゃーないで。この罰当たりめ!」っていうワケでもない。
そこにあるのは、表面的なことでジャッジしない広くて高~い視点
性格や行いの良し悪しではなく、存在そのものを温かく見守る、金子みすゞさんの大きな愛を感じます( ˘͈ ᵕ ˘͈ )♡
正直じいさんにとって、ちょっと面倒なこともあるけど、今やコブはトレードマーク。今さら忌み嫌うものでもないでしょうしね。
意地悪じいさんの方も「自分の行いを反省して心を入れ替えましたとさ」っていう結末でもない所がミソ。
金子みすゞさんの詩の中では、ただただ子供のようにワンワン泣いて、ショックと悲しみを表現する意地悪じいさん。
それぞれが自分のキャラを見事に演じておりまする♪
正直じいさんも意地悪じいさんも、こぶを一つずつぶらさげて、二人でニコニコ笑ってる。。。なんて、メッチャいい感じじゃあ~りませんか~♪
トモピコもこんな風にシンプルに感情を表現したいなー(o^^o)
後々まで引っかかる事なく、毎度スッキリしながら、小さな子供のように生きたいな。
せやけど、この意地悪じいさん、絶対またイケズするで~
うん、それでもいいねん♪
意地悪しても又リセット。意地悪されても又リセット。正直じいさんだって、時には怒り狂って意地悪してもいいもんね~。
心に何も挟むことなく、ド・ストレートにありのままを表現して、はい、おしまい♪
ニコニコ笑って、めでたし、めでたし\(^o^)/
ギャンギャン泣いていても、めでたし、めでたし~
朗読していてもなんだか楽しくて、意地悪じいさんがとっても可愛くみえました。
存在そのものを大きく包む、金子みすゞさんの心の目。
ここにも『みんなちがって、みんないい』の精神が息づいているのでありました。
よきかな、よきかな~♪
『こぶとり』を朗読して、またまた心がホッコリ&愉快になったトモピコでした。
以上、金子みすゞさんの詩『こぶとり おはなしのうた一』の朗読動画と私の勝手解釈でした♪
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最後までおつきあい下さいまして、ありがとうございました。またのご来場をお待ちしておりま~す\(^o^)/
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