みなさま、こんにちは。
~マイストーリー☆私を生きる【トモピコのおっぺけ物語】~
スットコドッコイ劇場の看板女優”トモピコ”です。
本日はお越しいただき、誠にありがとうございます♪
最後まで、ごゆるりとお楽しみ下さいませ。
あなたは犬に噛まれたことがありますか?
普通あんまりないと思うんですけどね。トモピコは犬に噛まれたことがあります。(きっぱり!)
あなたのご想像通りでしたでしょうか。
でもね、ネットとかで色々調べてると結構いらっしゃるみたいなんですよね。犬に噛まれたトモピコのお仲間たちが・・・。
それでは、今日も始まりますよ~。トモピコが犬に噛まれたお話\(^o^)/
犬に噛まれるまでのいきさつ(経緯)
ある土曜日のお昼前、トモピコは妹のリコと近所をウォーキングしていたんです。そして、信号待ちをしていました。
すると、飼い主と一緒に一匹の犬がトモピコの横に並んだの。もちろん彼らも信号待ちです。
犬は中型犬とでも申しましょうか、柴犬っぽい犬でした。ちょっとソフトバンクのお父さんっぽい感じの犬。雑種かな。もともと動物がそんなに得意じゃないトモピコ。当然、犬にも疎いです。
んとー、過去に飼育した動物はね。ハムスター、小ウサギちゃん(この子は可哀想に一日で死んじゃった(泣)、 鈴虫、金魚、十姉妹、だったかな。。。
だから、犬ともなってくると、 もうトモピコのペット飼育の範囲をこえてるのよね。
ワンコのことがイマイチわからないなりに感じたことは、この信号待ちの犬は、よくあるタイプの日本男児っぽい顔立ちの犬。体は大きくはないけれど、キリっとしたお犬様。
普段からトモピコは犬に特別愛着があったわけじゃないし、恐ろしい目にあったこともありませぬ。
絵本の中のポメラニアンやチワワは本当に可愛いなぁ♪って思って、トレーシングペーパーでせっせと絵を描き写したりしていたことはあったけどね。
だけど、実際に犬を ペットにしたいと思ったことは皆無。そもそも、犬が飼える家庭環境でもなかったしさ。
それはさておき、そのワンコも飼い主と一緒に私たちの横に来て、普通に立ってたんです。(あれ?犬って「立ってた」って言うの?「お座り」って言うから、その逆は「立つ」だよねー。)
信号を待ってる間、トモピコはチラっとそのワンコを見たのです。なんとも凛々しく、賢そうなお顔立ち☆「この犬はきっとお利口さんなんだろーなー」と想像したのです。
でも、その直後、トモピコは何気な~く思ったの。
「いや、賢そうに見えるけど、この犬、実はめっちゃアホかもね~☆」なーんて心の中でつぶやいたんです。
まさに、そう思ったその瞬間!
犬に噛まれたトモピコ
ガブリっ!!
「ぎょえ~~~~~~っ!痛~~~~~~~いっ!」
突然トモピコの右太ももを、その犬が噛んだのぉぉぉぉっ。
ちょうどその時、目の前の2車線ずつの道路は信号が青に変わったところでした。
犬に噛まれた衝撃的な痛みと、身の上に起きた信じられない出来事への驚きで、トモピコは絶叫しながら手をブンブン振り回し、合計4車線の道路の真ん中を弧を描いて走っていました。
そして、また元の位置に戻ってきたんです。チーーン♪
(まるでマンガやな。なんとも滑稽なシチュエーションやで。)
信号が青だったので、轢かれることは免れました~。
(これで車にひかれてたら、シャレになれへんなっ!)
もぉ~、犬と車のダブルパンチ!そんなことになったら、あたし気の毒すぎるし、恥ずかしすぎるっ。
(運転手の方が大迷惑やで)
で、元の位置に戻ってきて、「痛いよー!痛いよーー!」と言いながら、あまりの痛さに、ずっとその場でぴょんぴょん飛び跳ねてたのです。
犬に噛まれたトモピコも噛んだ方の犬もテンヤワンヤ
トモピコはギャンギャン痛がっているんだけど、トモピコを噛んだワンコも大興奮!吠えまくるのなんのって。。。
飼い主の女性が、まずは自分の犬をトモピコから遠ざけるべく、必死に引っ張って引き離しました。
痛みと恐怖のオッタマゲ状態で錯乱していたトモピコ。
そこに、いつもながら冷静で頼もしい妹、リコの登場。
シャララ~~~ン♪
リコはトモピコに、落ち着き払ってこう言ったの。「大丈夫?ちょっと、ここで待っといて。飼い主の家まで、ついて行ってくるから。」
そして、トモピコはその場に残されたのです。
ワンコが離れると、トモピコも少し落ち着いてきたのね。犬に噛まれた脚はジンジン痛いけど、最初に噛まれた時の強烈な痛みは過ぎ去りつつありました。
なんてったって一人で取り残されてますからねー。信号のそばでうら若き乙女(その頃はまだ20代のアラサー)が「痛いよー!」って一人叫びまくるのもナンですからね。
そうこうしているうちに、リコが戻ってきました。「(飼い主の)家が分かったから大丈夫。今から病院に行こう。」
どうやら飼い主さんも 犬を家に置いて、すぐに戻ってきてくれるとのこと。
リコってば、いつもながら頼もしすぎるっ\(^o^)/
何科?犬に噛まれたたらやっぱ外科でしょ。
戻ってきた飼い主さんとリコと3人で、そのままタクシーで近所の個人外科病院に行きました。
トモピコの頭の中には「犬に噛まれる= 狂犬病」という図式が、小さい頃からあったのね。だから、狂犬病になったらすぐに死ぬ!と思い込んでいたので、想像するだけで、かなりドキドキしましたよー(苦笑)
外科病院に到着するなり、看護婦さんと一緒に先生が自ら消毒してくれました。
で、その後どうするのかな-って思っていたら、なんと!麻酔もかけずに、ピンセットで、先生は傷口に異物が入っていないか調べながら、それを取り出していくのです。
外科のお医者さんは、切ったり、縫ったり・・・技術のうまさが腕の見せどころですが、これがまた痛いのなんのって・・・
んがーーっ!
どんなに上手な外科医が処置してくれたって、犬に噛まれたてホヤホヤの傷口から、ピンセットで異物をホジホジするなんて、痛いに決まってるじゃないよねぇ。
静かな病院に響きわたりましたよ。「痛ーーーーーーいっ!」を連呼し、絶叫するトモピコの声が。
これを読んで下さっている読者さんであるアナタ!ちょっと想像してみて下さいな!
犬の牙がいったん食い込んだギザギザの傷口にピンセットの先を突っ込むこの痛さを。。。
(気の毒になぁ・・・。ものごっつい痛そうやん。せやけど、あんさん、大げさに痛がりすぎてへんか?)
失礼やなっ、アホなこと言わんといて!ピンポイントで集中するこの鋭い痛みっていうのは、「ごっつい」を飛び越えた痛さやねんからっ!
うーーん・・・とは言え、普通の人より大袈裟に痛がる傾向があるのは、否定できないトモピコでごじゃりまする。
あたしってば、痛みにすごーく弱いのよねー。トモピコの痛みレベルが100で絶叫するとしたら、同じ痛みレベルだと、妹のリコにとっては20くらいかもしれない。。。
ま、大袈裟でもなんでもええねんっ。痛いもんは痛いねんからさ!個人的主観しかないし、人とは比べられませぬ。この時の私の真実は、痛みレベル100でしたからぁ。
ピンセットでの治療処置にも理由あり
それにしても、もっとスマートでおしゃれな他の処置方法はなかったのでしょうか。
なにもピンセットでホジホジやらなくても・・・と思っちゃうんだけど、それにもちゃんと理由があったんですよー。
犬の歯は牙(キバ)でしょ。人間の歯もそうだけどね。綺麗に真っ直ぐ、スパッと表面が平らな形じゃないでしょ。
そうなの・・・牙ってギザギザしてるのよ~ぅ。
ってことは、太ももに食い込んだ犬に噛まれた跡は、ギザギザでいびつに傷が入ってるってこと。もしかして、トモピコに噛みついたワンコの歯並びが、悪かったかもしれないしさ。
だから、その犬に噛まれた所に入りこんだ異物(例えば砂とか)はね、ひとつひとつ手作業でていねいに、確かめながら取り出すしかないのです。
犬に噛まれたのは一瞬の出来事。だけど、このホジホジ☆治療処置は、一瞬では終わらない。ぶっちゃけ、かまれた時よりもっと痛いのら~。
大型犬ではなかったし、ワンコの歯の大きさもそれなり。傷口はそれほど大きく深いものではなかったから、麻酔の必要がなかったのかもしれないけどさ。
それにしても、この治療・・・痛すぎたでござるよ(泣)
でも、中途半端に小さい傷口だったら、もっと治療&処置しにくいですよね。きっと痛みも倍増したでしょうから、今回は「不幸中の幸い」だったのかもデス。
まー、お医者さんの肉眼&手腕、そしてピンセットのトリオで執り行われるアナログな治療方法に、最初はちょっとビビりました~。本当に大丈夫かなーってね。
トモピコは大騒ぎしたけど、「犬に噛まれた」なんて単純なケガっちゃぁケガだし、そんな大げさな治療方法なんてないのかもしれません。
現代の医療なら、マイクロスコープとかが劇的に発達しているし、場合によっちゃ、そーゆー医療文明の機器を使って、今はもっと簡単で高精度の、楽チン治療ができちゃうのかもね。
とにかく、当時のトモピコは、治療してくれる外科医の経験と腕前を信じておまかせするのみ\(^o^)/
その日はお薬をもらって帰ってきました。
狂犬病とは、なんぞや?
そうそう、気になる「狂犬病」についてなんだけど、お家に帰って「家庭の医学」という本でさっそく調べてみたの。
説明自体はよく覚えてないんだけど、要約するとこんな感じ。
狂犬病はね、「犬に噛まれた傷口から菌が入って、喉が渇いて熱が出て、痙攣してそのまま死ぬ」ってな具合いに書いてあったのぉぉぉ。
もう怖いよね。ホント笑っちゃうよねー。(もう20年くらい前の記憶なので、狂犬病の説明について、トモピコは責任が持てませんので、あしからず!気になる方は、ご自分でちゃんと確かめてみて下さいね。)
ちなみにウィキペディアから↓↓↓↓↓↓↓↓↓
狂犬病(きょうけんびょう、英語: rabies)は、ラブドウイルス科リッサウイルス属の狂犬病ウイルス (Rabies virus) を病原体とするウイルス性の人獣共通感染症である[1]。水などを恐れるようになる特徴的な症状があるため、恐水病または恐水症 (hydrophobia) と呼ばれることもある(実際は水だけに限らず、音や風も水と同様に感覚器に刺激を与えて痙攣等を起こす)。
引用元: wikipedia「狂犬病」より
だけど、最初は全然笑えなかったの。だって、私に噛みついたワンコが、狂犬病の予防接種を受けているかどうかがわからなかったからね。
狂犬病の予防接種は、国でも義務化されているんですよ。(時代遅れという意見もあって、賛否両論ですが・・・。)
そんな狂犬病ですが、めっちゃ恐ろしいと思うものの、一方ではそんなに簡単に自分が死ぬとは思えない、のんきなトモピコでありました。
外科のお医者さんの言う通り、せっせと消毒(治療)に通院して、お薬もきちんと飲みました。
その後、特に問題ナッシング~♪ 狂犬病で喉が渇いて痙攣することもなく、無事に今もピンシャン元気に生きております。犬に噛まれた傷口も順調に治りましたぞよ~\(^o^)/
示談とトラウマ
トモピコを噛んだ犬の飼い主さんは誠意ある、まともな人だったので、最初から病院にも付き添ってくれましたし、最後まできちんと責任を持ってくれました。
加害者である犬の飼い主さんが、誠意を持って対応してくれたことで、被害者であるトモピコも過剰な被害者意識を持たず、お互いに平和的に示談という形で折り合いがつきました。
最終的には保険会社を通して、損害賠償金として、確か10万円程度がトモピコに支払われたことを覚えています。
損害賠償金は下りたけど、やっぱり何もないに越したことはありませんよねぇ。
犬に噛まれることがなければ、病院に通う時間も労力もいりません。日常生活も不自由ですし・・・なんてったって痛いのは誰だってイヤですもん。
加害者の方も、被害者へのお見舞いだけじゃなく、治療費やら交通費やら賠償金やら保険の手続きやら・・・正直言って色々と面倒ですからね。
何よりもトモピコが一番厄介だったのは、この犬に噛まれた事件以来、犬恐怖症のトラウマになってしまったことでした。
かなり小さいチワワなどの小型犬は平気なんだけど、それよりも少しでも大きい犬や吠える犬は、すぐに心臓がバクバクして、怖くてね・・・。
このトラウマに関しては、全くの想定外でした。
犬が怖いという精神的苦痛はまだ今もあるので、あの時ガッポリ慰謝料をもらっておけば良かったなぁ~☆なんて、この記事を書きながら初めて思うトモピコでありました~。
とはいうものの、たとえ犬に噛まれたとしても、トラウマにならない人もいますしね。
トラウマになる、ならないも本人次第だから、本当は関係ないのよね。
まー、コトの発端は、トモピコがチラリとワンコを見て思った「もしかしてこの犬、アホかも・・・」という心のつぶやき。
相手が犬とはいえ、いや、感性が鋭い動物だからこそ、ワンコをアホよばわりしたことを深~く反省する次第でございまする。
思ったことは即、心の電波を通じて相手に飛んでいっちゃいますよー。不用意な一言ならぬ、一思い・・・それはブーメランとなって、自分に返ってきちゃいます。
あなたもお気をつけあそばせー☆
ということで、本日のスットコドッコイ劇場はこれにて終演♪
今日も最後までおつきあい下さいまして、どうもありがとうございました\(^o^)/
次回は、雨の日でもお天気に関係なく存分に楽しめる、トモピコのおすすめ☆お出かけスポットをご紹介します。ぜひチェックしてみて下さいね♪
またのご来場をお待ちしておりま~す☆