突然ですが、あなたは「ダイアログインザダーク」って、ご存知ですか?
トモピコは夏の終わりに、このダイアログインザダーク体験をグランフロント大阪でしてきました\(^o^)/
こう、なんと言うか、ちょっとしたプレイスポットと申しましょうか・・・『暗闇の中の対話』というタイトル名の屋内イベントというかアトラクションというか・・・。
(なんや、モニョモニョと歯切れ悪いなぁ~)
んーーーっ、読者さんの想像力を掻き立てる描写がしたいんだけど、難しいなぁ^^;
とにかく!天気の悪い休日や週末、映画やカラオケにはイマイチ気分がのらないな~って・・・そんなアナタに『ダイアログインザダーク大阪』は、もって来いの屋内プレイスポットなんですよ♪
内容はテンコ盛りモリ~☆長いです(笑)
時間がない人や面倒くさい人、または、リアルな様子だけを真っ先に知りたいあなたは、目次の7番目「真っ暗闇での8月の体験テーマはコレ!」から後半のお好きな所を読んでみて下さいね。
ダイアログインザダークってそもそも何?
イベント名にもなっている『ダイアログインザダーク 対話のある家』の「ダイアログインザダーク」とは、実際は企業名でもあります。
この真っ暗闇体験イベントは、積水ハウスとダイアログインザダーク(DID)のコラボイベントなのだっ☆
この暗闇体験プログラムは、企業研修にも取り入れられているんです。
しかも、約30年のキャリア♪「DIALOG IN THE DARK」は今から約30年前の1988年に、ドイツで生まれた ソーシャルエンターテイメント\(^o^)/
で、それって、いったい何する所なのか、気になりますよねぇ。
実は、トモピコもこの「ダイアログインザダーク」そのものの存在を知らなかったんです。ましてや、イベントの中身なんて、それこそ真っ暗闇の中・・・全く存じ上げませぬ。
でもね、ずいぶん前からトモピコの知り合いが、静かにしみじみ~と絶賛してたのよ!ダイアログインザダーク大阪でのこのイベントの事をね。
(静かにしみじみと絶賛・・・って、どんなんやねん?!そっちの方が気になるわ)
はい、どんな風に絶賛してたかというと、友人曰く・・・
「一点の光もない真っ暗な中、他所(よそ)ではできへんムッチャ興味深~~~い体験ができるねん!人生一度は経験してみたらエエと思うわー。口ではうまく伝えられへんけど、なんせオススメ!」ってね。
その時から、トモピコは、グランフロント大阪で開催されているダイアログインザダークが、ずーっと気になっていたんですよねー。
(でっ?!答えになってへんし!だから、その何も見えへん暗闇の中で何するねん?)
せやねんなー。その時は、何するか知らんかってん^^; めっちゃ気になるけど、一人で行くのもなんやしなぁ・・・って、思ってさー。
で、まずは、ダイアログインザダークの感想や口コミ評判をチェックするべく、お客様の声を見てみました。
そうしたらね、 ますます行ってみた~い!体感してみた~い!って、もう興味津々になっちゃったんですよね。
トモピコのように、ダイアログインザダーク『対話のある家』に心惹かれるけど、何をするのかよくわからなくて、行くのを迷っているあなた☆
ダイアログインザダーク大阪に行った人の感想を、次に紹介しますので、ぜひチェックしてみてね♪
ダイアログインザダーク大阪~入場者の感想
ダイアログインザダーク大阪の感想(お客様の声)
暗闇の中では、人の声や手のぬくもりがあたたかく、ほっと安心しました。普段は、叱ることの多い子供がリードしてくれて、頼もしく感じたのが新鮮でした。(女性41歳)
生まれて初めて体験する本当の暗闇の中、一緒にいる人の声や息遣いが、不安を紛らわせてくれることに気づきました。とても貴重な経験でした。(男性53歳)
視覚を使わない空間では、年齢や地位、関係性など全てがフラットになる気がして、見えることで左右されるものは、たくさんあるんだと感じました。(女性21歳)
暗い中にいると、会話に導かれ、昔の思い出をすごくはっきりイメージできて驚きました。今度は家族で入ってみたい。でもひとりぼっちも良いかも、と思いました。(女性)
大変貴重な経験をさせていただいた。家族の温かさ、大切さも改めて実感した。暗い中でも安心を感じられるものは何か?を少し気づいた気がする。(男性39歳)
本当の暗闇で、左右だけでなく上下さえもわからなくなるような中、濃密な時間を過ごしました。声だけで伝えられること、伝えられないことを知りました。視覚が邪魔をして、目を曇らせていることについて考えました。(女性50歳
)
脳科学者・茂木健一郎さんのコメントもどうぞ♪
ねっ♪体験者の感想や茂木先生のコメントを読んじゃうと、あなたもダイアログインザダーク・ワールドを体験したくなりませんか。
時は今\(^o^)/
本当は行きたくてウズウズしていたトモピコは、待ったなしで友人に声をかけて、8月の終わり・・・夏のファイナルイベントとして、チャッチャと予約したのでありました。
で、早速、ダイアログインザダーク大阪で、お家ごっこ・・・ん?家族ごっこを体験してきましたよ~♪
ダイアログインザダークのネタバレするのは反則?!
今から、ダイアログインザダーク大阪のネタバレしますけどね。
ネタバレって、どう思います?実際に行った時の面白さがなくなってしまうので、反則かもしれませんよね。
実は、トモピコも自分の感想以外に、ここまでネタバレするのはどうかなーって、ちょいと考えたの。
今からダイアログインザダークに行きたいと思ってるあなたも「ネタバレされちゃぁ、楽しみが半減するしなぁ・・・それって、どうよっ?!」って、心の中でつぶやいていませんか?
そう心配をしつつも、実はネタバレを覗いてみたい!と思っているあなた☆ご安心あれ。
トモピコの体験レビューを読むことで、この面白エッセンスは必ず伝わります、、、だけどね・・・。
だけどぉ~!ぶっちゃけ、こんな個人的感想なんて、実際のダイアログインザダーク体験のワクワクドキドキからは程遠いものなんですよねー♪
(鼻くそプ~~☆やな。)
そう!あなたの実際の体験だけが真実!
なので、安心してネタバレしちゃいます。あなたも心置きなくドド~ン!とネタバレにお付き合い下さいませ~。
もうね、本当にこの面白さは体験してみなくちゃ絶対にわかりません\(^o^)/
いろんな意味でね。こう・・・なんと申しましょうか、とっても新鮮で、深くて大きな気づきをもたらしてくれる暗闇空間なのよ~~ぅ!
トモピコの感想も、後ほどた~っぷりとお伝えしますね。
それでは、いざ!ダイアログインザダーク体験へ・・・グランフロント大阪へレッツらゴーちょき\(^o^)/
暗闇エンターテイメントの前に、何かが起こる?!
ヤル気満々!喜び勇んで出かけたものの、暗闇エンターテイメントにたどり着く前に、またまたやっちまったのよ~。
えぇ、そうなんです。間違えてヘンテコリンな所へ行っちゃったんです。
そんなスットコドッコイ話を、まずは前座でお送りしたいと思います。
が、しか~~し!
「テメーの道に迷った話なんてどうでもいいから、早くダイアログインザダーク大阪の感想を教えろよっ!」とおっしゃるあなた。
遠慮なくココはすっ飛ばして、目次の7番目『真っ暗闇での8月の体験テーマはコレ!』の章まで、一気にジャンプしちゃって下さいませ。
消えたダイアログインザダーク大阪会場
到着したよ~グランフロント大阪の4F。このフロアのはずなのに、ダイアログインザダーク大阪会場が見つからないっ(汗)
トモピコはまたまた道に迷ってしまいました~。
(またかいな。ほんで、今度はどこで間違えたん?)
うーーん、どうやら間違いようのない所で、間違えてたみたい。
(それって、いつものことやん。)
そんな風に言い切ってしまったら、身も蓋もないやんかー。
余談ですが、小さい頃にトモピコが迷子になった時のおっぺけ話も、よろしければどうぞ♪
『トモピコ、迷子になる~3歳の子供の頃からスットコドッコイ♪』
ま、そうは言っても、トモピコみたいな”スットコドッコイ人生☆花盛り”の人はそんなに多くはないと思うけど、早とちりとか思い込みが激しくて間違える人って、絶対にいると思うからさ・・・。
「私はオッチョコチョイで道に迷いやすいデス」と胸を張って宣言できる方は、ダイアログインザダーク大阪会場までのアクセスを必ずチェックしておいて下さいね。
都会の地下街とかビルの道案内って、天井から看板がぶら下がって表示してあるでしょ。トモピコたちはその通りに行ったのよ。
グランフロント大阪のダイアログインザダークの会場のある北館4F。表示案内どおりに目的地までやって来たのに、その場所が存在しないって、どーゆーこと?!
到着したのは、「グランフロント大阪北館4F」フロアの一番端に、静かにたたずんでいる本日休館の”ナレッジシアター”。
最初は、どこで何を間違えたのかサッパリわからなかったの。でも、後から冷静になってみたらね・・・。
ぶっちゃけ、トモピコのいつものスットコドッコイな勘違い!相変わらず、よくやってるよねー。我ながら泣けてくるわ。トホホ。。。
住むフラボからのメールに記載されていた場所を確認してみると、こう書いてありました。
会場名:グランフロント大阪北館4Fナレッジキャピタル積水ハウスの「住ムフムラボ」内
はいっ、これを読んで、どこでトモピコがスットコドッコイをやらかしたのか、ピンと来たあなたは、スゴ~~~イっ!!
はい、あめちゃん☆
(飴ちゃん、いらんしぃ~)
全くもってトモピコの脳みそは単純、且つ、ミニマム容量の思考回路だすっ。
ナレッジキャピタル積水ハウスの「ナレッジ」と、ナレッジシアターの「ナレッジ」が同じだったから、そこだけ見て、思い込みでズンズンとナレッジシアターに突き進んでいったっていうワケ。
(っちゅーか、単なる不注意やんっ。)
おっしゃるとおりでごじゃりまする。
そんなこんなで、スタート時間はどんどん迫ってくるし、ウロウロしながら焦ってたの。
その辺にいるショップの人に聞いても、「ナレッジシアターはありますけど、ナレッジキャピタル・・・???」っていう反応だったのね。
お店の人にも認識があまりないってことは、わかりにくくて、紛らわしいんだと思います。
トモピコみたいに道に迷わないためにも、そそっかしい人は要注意ですぞ。
で、「もう間に合わないよー」って、いよいよ、ダイアログインザダーク大阪会場の積水ハウスの住むフムラボに電話しようした瞬間、向こうから電話がかかってきたの。
とにかく、ここのスタッフさんはみ~んな本当に親切で丁寧。道順を電話で誘導してもらって、ギリギリセーフ☆
積水ハウス「住むフムフラボ」は、無印良品やら他のお店と同じように、ショップとして4Fフロアに並んでいましたよ。しかも、エスカレーターのすぐ近く!
まぎらわしい名前に振り回されず、あなたもしっかり確認してから行きなはれ~~☆
(振り回されてるのん、あんさんだけやし・・・困ったもんやで。)
それはさておき、あたふた走り回った末、やっとこさダイアログインザダーク大阪に無事到着♪
トモピコのお仲間は同い年の友人と、若くて可愛いお友達・・・中国の女子留学生の2人です。
ダイアログインザダークは、なんせ真っ暗闇の大冒険。安全に楽しく遊ぶには、入場前にいろいろと準備があるんですね。
それでは、入場前の準備から見ていきましょう。
『対話のある家』に入る前の必須項目は2つ
トモピコたち3人組は、みんな表面的には落ち着いていたけど、内心は相当ワクワク&ドキドキしてました\(^o^)/
暗闇エンターテイメントの所要時間は、説明も入れて全部で約70分間。会場内に一旦入ると、途中退出できないんですよね。
だから、ダイアログインザダークに入場する前に、おトイレを済ませておくのは必須ですぞ。
トモピコも、住むフラボに入る前に、無印良品の奥にあるおトイレに行ってスッキリ☆コンコン。準備万端整えました~。
そのトイレですが、うっかり忘れてても大丈夫ですよん。お漏らしする心配ご無用!
至れり尽くせりのスムフラボのスタッフさんが、 事前にちゃんと「お手洗いは大丈夫ですか?」って聞いてくれますから。
(まぁ、中で漏らされても、かなわんしなぁ。)
はいなーっ。出すもの出して体の準備が整ったら、今度は荷物を預けましょ。
ダイアログインザダークの会場内は本当に真っ暗なので、入る前に荷物を全部預けます。そう、貴重品やアクセサリーなども一緒にすべてロッカーに預けるんですね。
女性だったらピアスやネックレス、指輪などのアクセサリー類も外してロッカーへ。
トモピコは落としようもない、キャッチでしっかり留めてあるシンプルなピアスをしていました。だから、「預けなくてもいいかなぁ」って、最初思っていたんだけど、その考えは、NO!NO!NO!
危険信号だすっ。
万が一、真っ暗闇の『対話のある家』の中で、落してしまったら、もう見つけようがありませんからね。特にピアスは小さいから、落としてしまったら、あきらめるしかないんです。
あと、ブレスレットやネックレスも、全部はずします。暗闇の中では、落とさなくても、何かに引っかかる可能性があるものはNG。
引っ掛けてしまった結果、失くさなくても、壊れて無残な姿に変身してしまうこともあります。老いも若きも女子の場合は(男性もですけど)、アクセサリー類は全部はずしてしまいましょうね。
そうそう、それから目の悪い人のめがねですが、とりあえずこの段階では、眼鏡をかけたままで OKですよー。
さぁ、おトイレも済ませて、荷物や貴重品、身につけているアクセサリー類なども全部ロッカーに預けたら、今度こそ!ダイアログインザダークの世界に しゅっぱ~~つ\(^o^)/
真っ暗闇での8月の体験テーマはコレ!
ダイアログインザダーク東京(外苑前)で開催されていたものと、内容が同じかどうかはわかりませんが、ダイアログインザダーク大阪の『対話のある家』では、期間によって催しのテーマが変わります。
トモピコが遊びに行った8月の終わりは【夏の夜のおしゃべり】というテーマでした。
ダイアログインザダーク大阪『対話のある家』に一度に入れる人数は最大定員6人。この6人が家族として協力しあって、視力以外の身体能力を駆使しながら、存分に楽しむの☆
ひゃっほーーーい!楽しみぢゃーーっ\(^o^)/
この時、暗闇エキスパートである視覚障害者(全盲)のアテンドさんが、しっかりとリードしてくれますので、ご安心あれ♪
トモピコの家族は、トモピコと2人の女友達、友人同士で参加した20代の男子2人。そして、一人参加の30代の男性。
この合計6人で、アテンドしてくれる「タエさん」に導いててもらいながら、ダイアログインザダーク・ワールドを 体験します ☆
プレ・ダイアログインザダークのお部屋
まず最初に真っ暗闇のホンモノの会場内に行く前に、その手前にある薄暗い部屋に入りますよー。ここでは、これからの注意事項などを、アテンドさんから説明してもらいます。
また、暗闇に目が慣れるように、この部屋は随分明るさが落とされた空間になっています。
ロッカーの鍵も、ここでタエさんに預けますよ。
この時のトモピコ心境はね、もうね・・・ほら、子供の頃「台風が来たー。 停電になっちゃったー。」っていう状況と同じようなワクワク感でいっぱい!
いつもと違う非日常。周りの空気も違うしね。あの頃は停電になったら、懐中電灯とローソクを部屋の明かりとしていました。そんな子供の頃の何とも言えないドキドキワクワクが思い出されました♪
しかも、今回は一点の光すらありません。この真っ暗闇の中、今日「初めまして♪」の参加者と、みんなで家族ごっこ・・・一体どんな風になるんでしょうか・・・。
視覚障害者の暗闇エキスパートさんは強い味方
トモピコはもうワクワク♪のお楽しみさま様状態。不安や心配は全くなかったのね。だけど、 暗闇に対する怖さや不安がある人って、結構いるんじゃないかしらん?
お任せください!
暗闇が怖いあなたも、大丈夫!
そんな暗闇の恐怖や不安を吹き飛ばしてくれるのが、その時のアテンドをしてくれたタエさんの存在。タエさんは全盲の視覚障害者で暗闇のエキスパート。
楽しく明るく、人を和ませてくれる雰囲気を持ちながら、落ち着いた物腰のタエさん。
参加者全員がスムーズに気持ちよく暗闇体験をできるように、彼女は絶えず細やかなサポートとケアをしながら、ダイアログインザダーク大阪のお家の中を案内してくれました。
だからね、大人も子供も心配ナッシング\(^o^)/
暗闇エキスパートのアテンドさんの存在は本当に心強いです。私たち全員、これから体験する未知の世界「ダイアログインザダーク」という空間に、安心して踏み込んでいくことができますからね。
参加者のみんなはそれぞれの想いを胸に、最初にタエさんから注意事項を説明されます。
それから、全員に「白杖」が渡されました。
白杖とは、目の不自由な人が使うあの杖です。 この白杖が、今回トモピコたちの目の代わりとなって、玄関まで導いてくれるんです。
タエさんに、白杖の使い方を一通り教えてもらって、ここで家族の自己紹介がスタート。
そして、メガネをかけている人は、ここで眼鏡を預けます。かけていても、かけていなくても何も見えないから、メガネはもう役に立たないの。
さ~て、長らくお待たせいたしました!
3度目の正直♪今度こそ本番ですぞ☆一点の光もない真っ暗闇のダイアログインザダークに足を踏み入れてまいりましょう。
ダイアローグインザダーク大阪『対話のある家』へようこそ
本当に中は真っ暗です!トモピコはコンタクトレンズ使用者。
最初、どうなるのか、試しに何度か目を開けたり閉じたりしましたが、開けても閉じても、見え方に全く変わりなかったです。
一切なにも見えない、真っ暗闇の世界でした~。
白杖を頼りに、みんなで声を掛け合って家に向かいます。
目が見えない分、聞こえる音や人の気配、におい、何かに触れた時の感触など、全身を使ってキャッチしようとします。
視覚以外の機能がフル回転。でも、体の動きは、確かめながらなので、めっちゃスローリー\(^o^)/
真っ暗なので、玄関で並んで靴を脱ぐのも一苦労。「ここ、空いてるよー」と 玄関のたたきを手でトントンと鳴らしてみたり、「トモピコの横あいてます」って言って、手を叩いてみたり。
靴を脱いだら脱いだで、帰る時、どこに自分の靴があるのか覚えとかなきゃいけないでしょ。ってことは、自分の両側の人の声や名前を、お互い覚えておく必要があるのね。
いろいろな手順を踏みながら、やっとみんなでダイアログインザダーク大阪『対話のある家』のお家に上がりこみました。
声ってスゴイ!人の気配は温かい!
お家の中では、もう一人のアテンドさんが待っていました。彼女の名前はケイタン。みんなで真っ暗闇の中「ケイタン、ただいま~~~♪」って呼びかけます。
すると、「おかえり~」って優しい声が返ってきました。
この「おかえり」を聞いただけで、なんだかホッとするのよね~(o^^o)
真っ暗闇の空間は非日常だけど、何度も言うように、トモピコは全く怖さを感じなくて、ずっとノーテンキでゴキゲンさん。
最初にタエさんも、「子供にかえった気分で、存分に楽しんでください。」って言ってたんだけど、最初から最後までトモピコはその感覚で楽しみましたぞよ~。
視覚が全くないせいで、さっき出会って家族になったばかりのお仲間に、トモピコはとても親近感を覚えたの。お互い素直に頼ったり、教えたりしあってね。
きっと、他の参加者のみんなも同じような気持ちだったんじゃないのかな。
手や足であちこち触って感じながら「これ、障子だね」とか「ここに机があるよ」とか「足元に段があるから、気をつけて」とか・・・。
みんなで声を掛け合って、伝言ゲームさながら、お互いがスムーズに動けるように協力しあいました。
声を掛け合い、人のぬくもりを感じる瞬間。それは、視覚に頼れない分だけ、みんなの心が開いていく瞬間でした\(^o^)/
夏休み中のダイアログインザダーク大阪のテーマは、ご存知の通り【夏の夜のおしゃべり】でしょ。
この季節にちなんだ、夏ならでは風物詩を、見えない空間でいっぱい経験させてもらいましたよ~。
まず最初は花火から参りましょう\(^o^)/
ダイアログインザダーク~花火編
「お庭で花火をやろう♪」ってことになりました。
おっぺけトモピコは、「こんな真っ暗な中で花火をするなんてすごーい!マジでオモロイ体験やんっ。」って、一瞬本気で思いました。
普通に考えると、すぐにわかることなんですが、ダイアログインザダークの真っ暗闇の中、本当に花火をするわけがありませんよねー。
でも、実際に、家族みんなが花火を1本ずつ持ってね。花火が燃える音や匂いを感じて、それぞれの思いを口にしながら、ワイワイ一緒に花火を楽しみました。
見えなくても、音やにおいで、アリアリとその気になって体験できるって、私たちの脳ってすごい!っていうのがトモピコの感想。
だって、視覚以外の感覚と自分の中の記憶とを結びつけて、今ココ、この暗闇空間で再現してるんですからねー。
お次は、お庭で鬼ごっこも楽しみましたよー。
ダイアログインザダーク~鬼ごっこ編
何も見えないから、ゆっくりソロソロ~逃げたりするんだけど、追いかける鬼もゆっくりソロソロ(笑)
黙っていたらどこにいるか、鬼には分からない。
でも、見つからないように「黙ってるぞー」と思っても、面白くて黙ってなんかいられない!それに、つい「あっ」とか「うっ」とか「いてっ」とか、口をついて出ちゃうしね。
みんな声を出して、鬼は、近くで声がする方にゆっくり近づいていって、タッチ~♪
はーい、鬼交代。自分の姿を今思い出して想像するだけでも、トモピコは笑けてきちゃいます。
真っ暗闇の中、鬼の時も逃げる時も、自分の姿は見えません。ですが、相当なへっぴり腰で、手を前に出してそろりそろりと、あっち向いたりこっち向いたりしているのは、十分想像がつきますよね。
もし赤外線カメラとかで映していたら、その姿は間違いなく爆笑モノ。
でも、本当に楽しかったのら~~っ\(^o^)/
そして、そして、暗闇の家や庭では、アテンドのタエさんとケイタンが、私達を誘導しつつ、一緒に遊んでくれたんだけど・・・そりゃもうスゴイのなんのって!
さすが、暗闇のプロ!一点の光もないのに、まるで見えてるかの様に素早い動きをするのです。
しかも、最初に、今日の参加者全員の名前と声の特徴を、あっと言う間に覚えて、間違えずに呼びかけていたのには、オドロキ、桃の木、オーマイガーーッ!
さて、外でいっぱい遊んだ後は、おやつタイム~\(^o^)/
ダイアログインザダーク~おやつの時間編
「えーっ、こんな真っ暗な中で、どうやってお菓子やお茶を出してくれるんだろう?」とちょっと気になったのですが、そんなのは余計なお世話というもの。
そう、二人のアテンドさんは、真っ暗闇の中にいることを感じさせないぐらい、普通に!ナチュラルに!スムーズに!お茶の準備をしたり、お菓子を出してくれました。
ソーダ水の甘い香り、シュワシュワと立ち上る炭酸の音。
トモピコは普段のように、何も考えずにゴクゴク飲むなんてこと、できませんでした。
暗くて見えないからっていうのも理由の1つだけど、ていねいに心からソーダの存在を感じたかったのね。
手探りでグラスを取って、香りを嗅いでゆっくりと口に持って行く。それから、そっと、ソーダを口の中に含んだの。 のどごしと、ソーダ水が下に降りていく感覚も、しっかり味わいましたよ。
すると、どこからともなく 涼やかに風が吹いてきました。気持ちいいなぁ♪
この風はもしかしたらクーラーの風?扇風機?って、後で思ったんだけど、本当のところはどっちでも良くて、結局、自分の心がその時感じたことが真実なんですよね。
どんなときも、お互いに声を掛け合って、モノを渡したり、受け取ったり。その声に耳を傾けて、動く・・・暗闇の中、自分以外の存在を信じて動く・・・これは、とっても貴重な体験でした。
暗闇だからこそ、他人への信頼度が増したのかもしれません。
そうそう、きれいな風鈴の音も聞こえてきてね。なんだか心が洗われるような気がしましたよ。
それと同時に、暗闇じゃなかったら、風鈴の音をどんな風に聞いただろう?って考えたのです。はてさて、こんな風に風鈴の音に集中して聴くという行為をしているかなぁ・・・ってね。
もちろん「綺麗な音だな^^」って、しばし感じることがあっても、こんなに耳や目以外の全神経を使って、風鈴の音をまるごと楽しんだのは初めてでした。
では、最後にまとめとして、トモピコの個人的なダイアログインザダークの感想を、思いのままにシェアしたいと思います\(^o^)/
ダイアログインザダーク大阪~私の感想
しゃがんでいる姿勢から立ち上がるまでの間に、その人が発した声の位置が、下から上に動いていくのを感じたり、お互いがどこにいるのか確かめるために、声を頼りに近づいたり、手をつないだり・・・。
そこには、年齢や性別、学生や社会人、お母さんや社長さんなどという、一般社会での役割などを超えた、参加者同士で紡ぎあう「つながり」がありました。
「ダイアログインザダーク」とは、見えないこの暗闇の世界で、お互いの心をよりオープンにして、 共同創造する空間だとトモピコは感じたの。
見えないからこそ、その人らしさが、つまり、その人の個性がより光って見えました。
例えば、明るく素直な人はより無邪気に明るく、陽気な人はより楽しくなるって感じです。
反対に、ちょっと緊張気味で一線を画したようなスタンスでいた人も、誰も見えず、誰からも見られない暗闇空間にいることで、バリアが解けたようでしたよ。
その人が本来持っている「自然な素直さ」や「優しさ」が見えたような気がしました。
今回家族になった参加者は、みーんなこの空間を無邪気に楽しんでいました~\(^o^)/
(ホンマかいな?!)
うん、ホンマ、ホンマ~♪まぁ、それもトモピコが単純に面白がっていたから、他の人もそう見えたのかもしれないけどね。
そうですねー、ホントのホントのホントのところは、わかりません。だって、その人の世界だからねー\(^o^)/
ただ、トモピコ自身はめっちゃ楽しめたし、中身の濃ゆ~い、興味深~い、貴重な体験をしました。
普段、どれだけ視覚に頼って生きているのか・・・。視力があって、目は開いていても、見ているつもりで実は全然見ていない。
結局は過去の記憶と結びつけて、脳で自分勝手にイメージしたり、再現した世界を見ていることが多いのかも?!って思いました。
でもね、どうして全然怖くなかったのかな?って、トモピコは振り返って考えてみたの。
それは、家族がいたからなんです。そう、ひとりぼっちじゃなかったからなんですよね。あれがたった一人だったら、感想は全く違うものになっていたと思います。
家族と一緒だったから安心して、ダイアログインザダークを楽しめたんですね。
そして、もう1つの理由。
それは、この真っ暗な空間で遊ぶのは、ほんの1時間程度だったから。また目が見える世界、光のある世界に、自分が戻れることを知っていたからだとも思うの。
もし「あなたの目は、もう明日には見えなくなります。」ってお医者様に言われたら、絶対にこんな風には楽しめるとは思えない。
光を感じる、目が見えるということが、どれだけスゴイことか・・・それを改めて強く感じてね・・・。
目も耳も、他の器官も含めて、今こうして五体満足で生きていることに、感謝の気持ちが湧き上がってきました。
五感と呼ばれる素晴らしい私の感覚を1つ1つ使って、今まで以上にこの世界を味わってみよう☆ってあらためて思ったの。
そして、タエさんのように、今生、不自由な目を抱えて生きている人は、「視覚以外の器官を研ぎ澄ませることで、目の役割を体全部で引き受けて世界を体感する」という・・・本当に勇敢な魂を持って生まれてきた人だと感じています。
参加者6人とアテンドさん2人の合計8人の大家族は、とても貴重な時間を共に過ごして、この暗闇空間を後にしました。
トモピコにとって、このダイアログインザダーク大阪の『対話のある家』での経験は、よそではできない特別な体感を味わいました。
で、シャバの世界に戻る前に、オレンジ色の光の暗い部屋に移動しました。これは、目を光のある外に慣れさせる準備でもあるのね。
また、この時間を使って私たち参加者が、ダイアログインザダーク大阪の暗闇空間で得た気づきや学びを、振り返る時間となりました。
その場に居合わせた家族のみんなとコミュニケーションするのも勿論なんだけど、究極は、「真っ暗闇の中で、自分が自分自身と対話する」経験だったと、トモピコは実感してるのです。
物理的にも暗くて、とても静かな空間。そして、心の目、耳の目、鼻の目、身体全体の目が研ぎ澄まされた、とても静かな心の状態。
ある種の瞑想状態とでもいうのかな。普段、私たちは、忙しすぎて、騒々しすぎるのかもしれませんね。
トモピコは普段から、オッペケペーのスットコドッコイ。だから、時々こうして静かに、とっちらかりをリセットしたいな~と思いました。
中国人女子留学生の感想&私の感想の続き
シャバの世界はね、すご~く眩しかったよ。色とりどりのあらゆる形のものが、視界に一挙に飛び込んできたからね。
そして、音楽や人の話し声、足音などのあらゆる音が、いきなりトモピコを取り囲みました。
なんだか不思議な感覚でした。夢うつつの場所から、いきなり現実の世界に引き戻された感じ。
最後は、ダイアログインザダーク大阪『対話のある家』での感想をそれぞれアンケートに書きました。
その後、トモピコは最初から最後まで気持ちよくアテンドしてくれたタエさんに、お礼を言って、握手して帰ってきました。
帰り道、ダイアログインザダーク大阪での感想を女子3人でお互いにシェア。
二十歳の乙女である中国人留学生の感想は、どうだったかというと。。。
「すっごく楽しかったです~♪ 全然怖くなかったし、遊園地のアトラクションみたいでした~^^」
彼女もトモピコみたいに、シンプルにワクワク楽しめた様子。だから、外国人でも誰でも、オモシロ体験できるんじゃないかな・・・。
あ、ちなみに彼女は日本語ペラペラです。言葉がわからないと、暗闇の中で対話ができなくなるので、危ないし、ちょっと難しいかもしれませんね。
また、安全のため、ダイアログインザダークに入場できるのは、小学生以上です。参加者と意思疎通ができて、ひとりで行動できる能力を持ってないとね。
そういう意味では、言葉で意思疎通ができない外国人も未就学児も、ダイアログインザダーク体験を(日本語で)するには、危険だしちょっと無理があると思います。
あとはね・・・最終的に「人の心や考え、記憶が、すべてを創る」とトモピコは感じました。しかもそれは、その人個人の経験や考えや妄想の集大成であって、決して他人と同じじゃないモノ。
怖いも怖くないも、楽しいも楽しくないも、ぜ~んぶ「真っ暗闇」という同じ条件のもとで、その人個人が繰り広げる「ダイアログインザダーク・ワールド」での感覚と反応。
トモピコにとってのダイアログインザダーク大阪「対話のある家」の感想は、一言で言うならば、すべてが真実で、すべてが幻想。
そして、当たり前に在るけど、本当は当たり前じゃない所です。
と~っても凝縮された中身の濃い時間でした。ダイアログインザダークは子供も大人もファミリーで楽しめますし、友達同士やカップル、はたまた、おひとり様でも楽しめること、間違いなしです\(^o^)/
一緒に行った人の意外な一面が見えたり、絆が深まったりするかも☆
それから、ダイアログインザダーク大阪のスタッフの皆さんは、本当に感じが良くて、常にキメ細やかな配慮をして下さいました。
とっても楽しく、気持ちよく過ごすことができましたこと、この場を借りて、お礼申し上げます。(ぺこり)
ちなみに、ダイアログインザダークの値段は以下のとおりです。
*事前に予約が必要です。
今度は一人で参加してみるのもアリだなぁ(o^^o)
ダイアログインザダーク公式サイト
*ダイアログインザダーク東京は、諸事情により、残念ながら、2017年8月末でクローズしました。(2017年10月21日現在調べ)
長い長~~~い私の「ダイアログインザダーク大阪の体験レビュー」を、最後まで読んで下さってありがとうございました!
最後までおつきあい下さいまして、ありがとうございました。またのご来場をお待ちしておりま~す\(^o^)/
当ブログの管理人『トモピコのおっぺけ物語』
看板女優”トモピコ”はこんな人!?(随時執筆中・・・)