扁桃腺でノド爆発?!海外はイタリアで病院初体験。私のおっぺけ話♪

扁桃腺,海外
「扁桃腺がえらいこっちゃ!海外旅行先で病院初体験の巻」
「海外旅行保険の加入はクレジットカードに自動付帯の無料の保険で十分?!」




こんにちは!当ブログの管理人☆【トモピコのおっぺけ物語】スットコドッコイ劇場の看板女優”トモピコ”です。


トモピコは子供の頃から扁桃腺で、しょっちゅう熱を出していました。大人になってからも会社を休んだり、はたまた海外旅行に行く直前に熱が出たり・・・。


扁桃腺による高熱でフラフラのまま飛行機に乗って、彼氏と海外旅行に行ったこともあります。


まぁーここまでくると、もう気合いと根性で乗り切るようなもんですけどねー。

ツッコミ鳥ツッコミ鳥

おまえはもう死んでいる。。。by ケンシロウ

トモピコトモピコ

わちゃ~~~~~っ!


さてさて、そんなトモピコちゅわんの遠い昔のお話。イタリアはミラノで扁桃腺がえらいこっちゃの物語!

最後まで、どうぞごゆるりとお楽しみ下さいませ。







扁桃腺物語のプロローグは海外旅行前から始まっていた!?

扁桃腺,海外旅行
妹のリコが描いた当時の旅行絵日記

さて、肝心の扁桃腺は、もともとミラノに着く前から、すでに暴れん坊将軍となっておりまして・・・。

まー、ミラノに行く直前までスペインで1週間遊びほうけていたので、その時から予兆はあったんですけどね。


ツッコミ鳥ツッコミ鳥

スペインの前はロンドンで1週間ほど遊んでたやろ~

トモピコトモピコ

なんで知ってんの~?めくるめく遅咲きの青春\(^o^)/色めき立ったことは何もないけどぉ~

ミラノへの旅は妹のリコと一緒。リコは関空から、トモピコは乗り継ぎのアムステルダムから出発して、私たち姉妹はミラノのマルペンサ空港で待ち合わせ。

まー、これも空港で二人が出会うまでにスッタモンダあり~の!で、涙なくしては語れない物語が・・・うぅっ。それはさておき・・・



私たちは先ずミラノで2泊して、その後2週間余りでフィレンツェ、シエナ、ベネチアのムラーノ島などあちこち周ってまたミラノに戻ってくる予定だったの。


涙のスッタモンダ物語の後、マルペンサ空港でリコと会えたのが夜中の1時。

その後軽く食事して、ホテルについて寝たのが3時ごろ。

こんな不規則で寝不足、遊び疲れの海外旅行生活もいよいよピーク!

ホテルに到着した時は、が相当ひどくなっていたのです。のどに痰はからむし、しかも、痰の色は不透明。黄色のような緑のようなゾンビカラー


ツッコミ鳥ツッコミ鳥

わっ、きちゃな~~っ

トモピコトモピコ

リアルでゴメンちゃいちゃいこ~♪

そんな状態のまま、次の目的地フィレンツェに備えてミラノで束の間の休息。

だけど、トモピコの扁桃腺が良くなる気配はまるでナシ!



そんな時でも、リコはめ~~ちゃ冷静!

「体の方が大事やから、病院に行ったら?それとも、もう思い切って日本に帰ったらどない?」などと、のたまう・・・。



あ、リコの冷静度がわかる話はこちら♪良かったら見てね~。
犬に噛まれた!噛まれた時よりも痛かったのは?



そうよねぇ、この後リコの親友マーちゃんも合流するから、迷惑はかけられへんしなぁ~。

でも、病院に行くのは面倒くさいし、お金も時間もかかる。。。


とにかく今から日本に帰国するなんて、絶対にヤダーーーーーーっ!

旅費ももったいないし、そんなの残念すぎるぅぅぅーーーーっ!



で、やっぱりお医者さんに診てもらおうかと思ったんだけど、ココはイタリア。

英語もたいしてしゃべれないのに、イタリア語なんてもってのほか。「♪帰れぇ~~ソレントへ~~♪」と、日本語でオッペケぺーに歌うのが関の山でござる♪



どうしたもんかと思案しつつ、「早く治ってほしいなーっ」と淡い望みを抱いて、おノドちゃんの様子をうかがっていました。

ベッドに入って、「明日は寝たいだけ寝て、1日中ゆっくりのんびり過ごそう☆」と思って眠ろうとするんだけど、全然眠れない。

そして、事件勃発!




ホテルにて真夜中の恐怖

扁桃腺,海外,病院

真夜中のホテル。咳が止まらず、眠れない。。。

扁桃腺で喉はますます赤く腫れ上がり、唾を飲み込んだだけで、もーれつア太郎級の痛さ!おまけに痰はワンサカ出るし・・・。

トモピコ、瀕死の状態で洗面所へ・・・。

ツッコミ鳥ツッコミ鳥

ホンマ大袈裟やな~

トモピコトモピコ

いーのっ。洗面所では「咳ちゃん&痰ちゃん」の絶え間ないリレー

何度となくゲポゲポ、ペーッ!ゲポゲポ、ペーッ!



そして、トモピコが洗面所で見たものは・・・



あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!



血がぁぁぁーーーーーーーっ!!



げっ、えらいこっちゃ~~!あたし、喀血してるぅぅぅぅ!



洗面ボールにドバッと広がる鮮やかな血の海。それを見て動揺しつつも、あさって朝早くからフィレンツェに行く計画が頭をよぎる。



クラクラしながら、少ない脳みそで考えた・・・。

トモピコの頭の中はぴこぴこ♪フル回転中

  1. 病院に行くなら、フィレンツェよりも都会であるミラノの方が、根拠はないけど何かと便利なような気がする
  2. フィレンツェ観光は2泊3日。その後ボローニャやらベネツィアやらあちこち周遊。ミラノに帰ってくるのはその後。旅の先々で病院を探して行ってる暇はない
  3. 医療費の支払いはどうなるの?現金支払いかな。いくら位かかるかな。カード(キャッシュッレス)で払えるのかな。
  4. 日本語しゃべれるお医者さんがいる病院はあるのかな。扁桃腺ってイタリア語でなんていうの。こんな病状、英語でも説明できないよーぅ。
  5. ここはイタリア。治安も良くないし・・・ぼったくりのヤブ医者だったらどうしよう!?
  6. 確か海外旅行保険がクレジットカードに自動付帯されてたよね。保険で医療費の支払いできるのかな。金額の上限はあるのかな。手続きは?
  7. そもそも海外旅行保険そのものが、扁桃腺での病院費用をカバーしてくれるのかなー。



などなど、あれやこれやとピコピコ考え中。

考えれば考えるほど、不安も増殖

ここはひとつ落ち着くのよっ、トモピコ!

ツッコミ鳥ツッコミ鳥

せやっ!今、何が一番大切か考えなアカン!

ぴこぴこトモピコ考え中~☆

どう考えてみても、このまま日本に帰りたくないっ!イタリアでの滞在はまだ2週間以上あるし・・・。

だけど、今のアタシは、咳して、血ぃ吐いてオゲオゲ祭り開催中~。



で、最終結論は、すぐに扁桃腺を治して元気になること! 

そして、滞りなく最後までイタリアの旅を満喫すること。

以上!そうと決まればとっとと寝よう☆

明日の朝いちばんに病院を探して、診察してもらおう!

そして、翌朝。。。。



リコとトモピコ、どっちがお姉さん?!

トモピコ「え~~ん、リコぉぉ~(泣)やっぱり私、今日病院に行くぅ~。実は昨日ね、咳しすぎて扁桃腺でやられた喉が切れてんっ。ほんで、ドバッと血が出てんっ!」


それを聞いたリコは、いつも通りメッチャ冷静。

リコ「そりゃ、そうやろなぁ。きのうの咳はホンマすごかったわ。夜中にあれだけ咳したら、そりゃ~喉も切れて血ぃも出るわ


5才も年下とは思えない落ち着きぶり~。リコとトモピコ、どっちがお姉さんなんだかわかりませぬ。



当時は分からなかったけど今考えると、リコは私の激しい咳で全然眠れなかったのよね・・・ごめんねーっ、リコ。

で、リコに病院までついてきてもらうことにしたのデス。



海外の医療費ってすんごい高額っていうでしょ?お金の心配もあって、海外旅行保険が使えるのはどこの病院なのかなーなんてことも考えてたの。



だけど、どっちにしても病院には行くわけでして・・・。そんな事よりもトモピコの扁桃腺の症状をちゃーーんと診察&治療してくれる日本語が通じる病院を探す事が先決。


そこに病院探しのお助けマン登場\(^o^)/



日本語が通じる病院探しは海外旅行の定番バイブルで!?♪

日本語で診察可能なお医者さん(病院)探しのお助けマンはコヤツ!ジャカジャンっ☆






ツッコミ鳥ツッコミ鳥

地球の歩き方か~、お助けマン、地味すぎ~~っ!

トモピコトモピコ

今じゃスマホでピッピッピッ

そう、海外旅行者の定番「地球の歩き方」に地味ぃ~に掲載されている病院リストをチェックしました~。

そこには日本語で対応できる病院の一覧表が載っていたのです☆


今じゃ考えられないけど、あの頃はスマホなんていう高度な文明の利器はまだこの世に存在してなかったの。

個人のネット環境がほとんど無い時代だったからねー。



トモピコトモピコ

さっすが~地球の歩き方くん\(^o^)/重宝するぜっ♪

ちなみに、今は病院リストは載ってないよ~☆

で、「地球の歩き方」に載っていた、トモピコたちの宿泊ホテルから比較的近い場所の病院に電話してみることにしたの。



あ、その前に、フリーダイヤルで保険会社に電話して、ちゃーんと確認しましたよーん。

クレジットカードについている無料の海外旅行保険で、病院費用の支払いが可能かどうかをね。

保険が使えることがわかって一安心♪でも、現金で立替払いと、言われました。

お次は病院に電話じゃ~。 



「ホントに日本語通じるのかなぁ」と思いつつ、こわごわ電話してみると、すんごい感じが良くて、優し~~い 日本人の看護師さんが電話に出たの。

もうさー、ホントにねぇ、この時の私の気持ち、わかるかしらん\(^o^)/

ちょいと想像してみておくんなまし~☆

異国の地で言葉も通じず、扁桃腺で喉が切れて喀血。苦しむ女、トモピコ。約1カ月半にわたる海外旅行のフィナーレの地イタリアで、旅が続けられるかどうかの瀬戸際のその時。。。

日本語で聞こえてくる看護師さんの温かい言葉に、トモピコがどれだけ救われたことでしょう(o^^o)



看護師さんの名前はカワモトさん。扁桃腺の暴れん坊ぶりを訴えたところ。。。

「それは大変でしたね。お熱はありますか?大丈夫ですよ。先生はイタリア人ですけれども、私が常勤していますから。どうぞ今日、診察にいらして下さいね。」



もう~ウルウルきちゃいました。やっぱ看護師さんは白衣の天使☆

日本語が通じるってこんなにもホッとするものなのねー。あたしゃ、やっぱり日本人♪

そして、いざ、病院へ( ・`ー・´) + キリッ



扁桃腺を海外の病院で診察してもらったら・・・

海外,病院,パスポート
はいな~、海外で病院のお世話になる時は、必ずパスポート持参ですぞっ。


ナースのカワモトさんの登場で、すっかり安心したトモピコ。

ミラノの具体的な場所は、どこだか忘れちゃったけど、地下鉄に乗って彼女が勤務していると言う日本語が通じる病院まで行きました。



個人病院なんだけどね、駅から近くて10階建てくらいのビルの中にあったの。日本で例えると、駅前のちょっとしたビルに入っているクリニックってところかしらん。


で、リコとはここでバイバイ。彼女はトモピコを待ってる間、ミラノの街の散策タイム



ツッコミ鳥ツッコミ鳥

リコはん、病院の中まで付き添ってくれへんのかいな?

トモピコトモピコ

うん。リコは頼りになるんだけど語学力は私よりイケてない・・・

で、トモピコは一人で エレベーターに乗って病院へ。なんだかイタリアっていうだけで、ただの病院もおしゃれに見えてくるから不思議よねー。

これが中国や韓国のアジア圏の病院だと、また雰囲気が全然違ってオモシロイんだけど。



病院に到着。ドアを開けて中に入ると、当然ですがイタリア人だらけ♪

そこで、さっき電話で対応してくれたカワモトさんを探したんだけど、見つからない。。。


どうやら今、患者さんの付き添いでどこかに行っているらしい。

なぬぅ~~~~~?!今、不在ってかぁ〜〜?!


カワモっちゃんっ、カムバーーーーック!!

「タイミング悪っ!」と思ったものの、病院の(オサレに見える)明るい雰囲気も手伝って、「ま、しゃーないやん」という気持ちで、トモピコは診察の順番をおとなしく待っておりました。



ちなみに、イタリア人は病院でもチャオ~チャオ~☆とっても明るい*\(^o^)/*

診察前にパスポートも見せて、いろいろ手続きをした後しばらくして診察室に呼ばれました。


ドクターは手塚治虫さんの漫画「鉄腕アトム」に出てくる、お茶の水博士に似た髪型。

頭のてっぺんはつるんっ。両サイドのもみ上げはグレーのダンディな先生。


この先生が、またまたメッチャ優しくて感じが良かったのよ~~\(^o^)/


「どんな具合いなの?」と、英語で病状を聞かれました。

もうね、トモピコのつたなすぎる&ハチャメチャな間違いだらけの英話に、根気よく耳を傾けてくれた先生。

包み込むような微笑みを浮かべながら「うんうん」って、優しくうなずいてくれたのよ~♡



ツッコミ鳥ツッコミ鳥

ま、お茶の水チャオチャオ先生がどこまで理解したかはわからへんけどな

トモピコトモピコ

うん。わからんでもエエねん。まともなお医者さんなら診たら分かる!

ぼったくりのヤブ医者を想像していたことなんてすっかり忘れて、目の前のドクターの笑顔に全信頼をよせているアタシ・・・危ないわぁ~。



で、ドクターとの会話中、トモピコの発した言葉(音)とジェスチャーは以下の通り。

トモピコとお茶の水チャオチャオ先生との会話・・・というか一方的な患者の訴え!

トモピコ「ゴホンゴホン!」と咳こむジェスチャー。

“Yesterday my coughは、 too bad! Non stop. I have a sore throat.(喉に手を当てて、)Blood!Blood!

訳:「昨日、私の咳はとてもひどかったのです! 止まらなーい! 喉がめっちゃ痛いんです。(喉に手を当てて、)血ぃっ!血ぃっ!



「ぺっ!」と、痰を吐き出すジェスチャーの後、”Color is green. I am going to Firenze tomorrow morning. Please help me, right now!”

訳:「(痰の)色は緑色。私は明日の朝フィレンツェに行きます。今すぐ助けてください!



ドクターはトモピコの扁桃腺を診てから、リンパの腫れもチェック。聴診器を当てた後、今度は診察ベッドの上でお腹やらの触診もしてくれました。



ちょっと話しが飛びますが、この診察ベッドにトモピコは静かなる衝撃を受けたんです。


ツッコミ鳥ツッコミ鳥

どんな衝撃なん?

ベッドいっぱいにうまい具合いに紙のシートがペロンと敷いてあってね。その上で診察してもらうんだけど、終わればトイレットペーパーみたいに、サッと切ってポイっ

当時日本では見たことのない、合理的で衛生的な病院の診察事情に、いたく感動しました!


血だらけの人や膿がブチュブチュ出てる人とか・・・重症で体がお湿り状態の患者さんには不向きでしょうけど、普通の診察には超簡単で衛生的なベッド用の敷きペーパー



もうかれこれ15年以上も前の話だけどさー。

いまだにトモピコは、こんなペーパーシーツのシステムを日常的に取り入れている病院を日本で見たことがありません。

もしかしたら、外科や産婦人科などでは、もうとっくに使われてるかもしれませんが・・・。



トモピコトモピコ

そして、お茶の水チャオチャオ先生からの力強い一言に、希望の光が\(^o^)/

トモピコの英語力が試されるところですが、ニュアンス的にはこんな感じ。

ドクター曰く、「大丈夫だからね。今日一日で必ず私が治してあげるよ!お薬を出すから全部きちんと飲むこと。もし治らなかったら、またおいで。」



うわ~、めっちゃ嬉しい~~!

とは言え、こんなに力強く”治してくれる”と言っておきながら「もし治らなかったら・・・」というオチが、あるんかーーいっ?!


ま、それはさておき、半分以上はもう扁桃腺が治ったような気分のトモピコ。

注射も点滴もなかったけど、しっかりお薬を出してもらうことになりました。

治療費を精算する頃になって、ようやくカワモトさん登場。

「ごめんなさいね~!大丈夫でしたか?」と、優しい笑顔で声をかけてくれるカワモト☆ナースはやっぱり天使♡でした。


病院の診療費は、カードが使えず現金で払いました。確か3万円くらい・・・現金を準備してて良かったw

お次は薬をもらいにファーマシーへ♪

ツッコミ鳥ツッコミ鳥

そこでイケメン薬剤師さんに驚かれたコトがあったんやな~





イケメン薬剤師が唖然!そのワケは?

今はもう当たり前だけど、あの頃は処方箋を薬局に持っていって薬をもらうシステム自体が、日本ではまだ無かったのよねー。


トモピコトモピコ

診察費とお薬代は一緒に払って、病院でお薬も受け取っていたんです

日本になかった処方箋システム・・・しかも、海外の薬局で初体験

それって実際にどうやるんだろーかっ?!



まー、どの道お薬をもらわなきゃいけないので、とりあえず処方箋を持って町のファーマシーに行きました。



恐る恐る扉を開けてファーマシーに入ると、背の高いイケメンの薬剤師のおにーさんがニッコリ~♪

またまた一気に不安が吹き飛んだトモピコ。


ツッコミ鳥ツッコミ鳥

いつもながら単純な奴っちゃ~

トモピコトモピコ

そーねー。笑顔に弱いのよ、あたし。特にイケメン・スマイルにはね♡

で、処方箋を渡してお薬の説明をしてもらいました。

説明をしてもらうと言っても、お薬を広げて見せて「これを食後に一錠飲んでください」とかっていう程度だけど。


なんせ全部イタリア語なので、サッパリわからんっ!

雰囲気で理解したつもり~。

出してもらったお薬は3-4種類だったかな。



その時にイケメン薬剤師くんが、トモピコに 何かを尋ねたの。でも、イタリア語はまるで宇宙語

ミラノに到着した日からトモピコがわかるイタリア語は次の3つだけ。

「チャオ(こんにちは&さようなら)」
「グラッツェ(ありがとう)」
「ヴォノヴォノ~(おいしい)」



それ以外は、何を言われても、わからんちーーん・゚・(。>д<。)・゚ イケメン君に何度も聞き返して、やっとわかったのは「この薬は誰が服用するのか?」って事だったの。

トモピコは当然「私よ」と、こたえたのね。



すると、イケメン薬剤師くんが唖然として、一瞬言葉を失った。。。で、半分笑いながら一言「えっ、コレあなたのお薬?!マジでっ?」



彼いわく、処方されたのがデカい大人の分量のお薬だったんで、驚いたってワケ。つまり、太ったイタリアのおっちゃんが処方してもらう薬の量と効き目だそうな。


身長150センチ、顔は童顔。おまけに若く見られるジャパ、ジャパ、ジャパ、ジャパ、ジャパニーーーズっ♪



で、お薬の中でもどの薬がそんなに彼を驚かせたかって言うとね・・・


トモピコトモピコ

『それは秘密です』・・・ちゃうちゃう~それは【座薬】です!

ドクターが心をこめて処方してくれた”一発で効く”というお薬。それはイケメン薬剤師くんもビビるほどのデカい座薬。



彼は言いました。「あなたの2倍ぐらいの体格の大人が、この分量の座薬を使うんです」と・・・。

「君みたいな小柄な女性なら、フツーはこの半分以下の大きさの座薬だぜっ!」と、言っているように聞こえました。



トモピコは座薬というものを、子供の頃から使った記憶がありません。

しかも、自分で入れるなんて前代未聞のオッペケペー。


だから、一般的にその座薬が(トモピコの体格に対して)仰天するほどのビッグサイズなのかどうか、その時は判断がつきませんでした。



続いて、”pregnant?(妊娠してますか?)”って英語で聞かれたんだけど、またもや言ってる事がさっぱり理解できない。

イケメンにーさんは、手でお腹を膨らませるジェスチャーをしながら”ベイビー?Baby?” と聞きました。



これには鈍感なトモピコもさすがにわかって「ノーノー」と 言ったんだけどね。



そして、ガッツリお薬をもらって帰りました。お薬代もニコニコ現金払い。保険会社の人に「現金で!」って、言われてたからね。


その直後のお昼ご飯の時から、もらったお薬を真面目に飲んで、トモピコがせっせと治療に励んだのは言うまでもありません。



そしてそして、いよいよ座薬注入タイムがやってきました~~むは~~っ!



ひとりでできるもんっ!初めての座薬注入の巻

扁桃腺,座薬
なんじゃ、こりゃっ?!

はい、またしても、つなたい絵でのお目汚し、誠に申し訳ございません!


この座薬の図もリコが描きました。

リコの座薬ってこんなのだったのかなーって思ってたんだけど・・・なんかヘンだよねーっ?!


ツッコミ鳥ツッコミ鳥

っちゅーか、コレ、浣腸ちゃうんっ?!

トモピコトモピコ

そうやんねー、私もそう思う・・・ま、いっか~☆

さて、トモピコが処方された座薬は、見た目がまるでロケット型のラムネ菓子のよう☆はっきり思い出せないけど、長さは4-5センチはあったように思います。



この座薬、やっぱ大きすぎるぅぅっ(艸゚Д゚ll)

こんなのをお尻の穴に入れるなんて出来るのかなー。なんせ初めて座薬を自分で入れるもんだから、要領を得ないし、かなり怖いっ。



トモピコはおトイレから、リコに話しかけます。

トモピコ「ねーねー、座薬がなかなか入らへんねんけど・・・。やっぱデカすぎるよねーコレ・・・( ̄◇ ̄;)」



リコってば、本当にいつも落ち着いてるのよね~ん。テーブルに置かれた座薬を見ながら答えました。


リコ「そういえば、私が死ぬほど痛かった結石の時も座薬もらったけど・・・大きさはこれよりもっと小さかったわ。ププッ☆確かにデカイね、この座薬。でも、お医者さんが出してくれたんやから大丈夫!入る、入る~。」

と、軽~く笑われながら、扉の向こう側から励まされ。。。



うんっ。怖いけど、いつまでもビビッていてはラチがあきまへん!

思い切っていってみよ~~\(^o^)/



えいっ!うぅわっ!お尻、気持ち悪ぅぅ~~っ



ま、この件についてリコの手を借りるのもナンなので、自分でなんとか座薬注入の一仕事を終えたトモピコ。



おそるべしっ、扁桃腺!”自力de座薬デビュー”をこんなに遠い異国の地でさせるなんて・・・。

実は、トモピコはイタリアだけじゃなくて、セブ島や香港への海外旅行中にも、扁桃腺のパンチを喰らっておりまする~。


他にも「喉」については、厄介な事件がございまして。。。

そのお話はこちら
うっ!魚の骨が喉に・・・やっとこさ病院へ。


トモピコトモピコ

座薬デビューを異国の地で無事果たしたトモピコ☆扁桃腺の症状はいかに?!



扁桃腺にはやっぱ抗生物質が効く?!

そうなんですっ!扁桃腺の痛みと腫れに、やっぱ抗生物質の威力はすごかったのデス。

ここで思い出の詰まったリコの当時のイラスト日記を引っ張り出してきましたよ~


海外,日記
あはは☆身内ネタでスミマセン!でもオモロイ\(^o^)/


診察直後のランチタイムのお薬とともに、このロケット座薬は効果テキメン!

扁桃腺は回復傾向ひとすじ♬喉の炎症や咳も引いて、痰の色・絡みが無くなると共に、一気に良くなっていきました。



イタリアーンのモミアゲ先生が、「1日で扁桃腺を治してあげよう!」って、言ってたのは本当でした~。



そして、トモピコは元気になって翌朝リコと共に、フィレンツェに無事旅立つことができましたとさ☆

そうそう、気になる海外での医療費の支払い海外旅行保険については、次の章でお話しますね★



扁桃腺の医療費を海外旅行保険で請求してみた

海外旅行保険,クレジットカード
トモピコは日本に帰国した後、早速ミラノの病院で支払った医療費の保険金請求をしました。


さて、ここで問題です♪トモピコのイタリアでの扁桃腺による治療費は総額いくらだったでしょうか?

トモピコトモピコ

はい、イタリアでの扁桃腺の診察代と薬代は、日本円に換算して合計約5万円

海外は医療費も薬代も高いです。日本にいる時みたいに保険が適用されませんしね。

で、めでたく医療費は海外旅行保険でちゃ~んと還ってきましたよー\(^o^)/

確か3000円だか5000円だかの免責金額が設定されていたので、それを差し引いた残りの実費が海外旅行傷害保険で支払われました。



病院でも薬局でも、現地通貨リラでニコニコ現金払い☆

あの時は保険会社からの指示もあって、キャッシュで支払う以外に選択肢がなかったけど、最近はキャッシュレスでクレカで支払いできる病院が、日本でも増えてきていますよね。


海外でもアメリカやヨーロッパ、香港等の先進国はもちろん、中国などのアジア圏の都市部でも、医療費の支払いのキャッシュレス化がすすんでいます。


海外で病院にかかるなら、まずはパスポートとクレジットカードを持参するべしっ。



トモピコの場合は、クレジットカードに元々付いている海外旅行傷害保険だったから、今ならクレカとパスポートだけ持参で、病院代は現金いらずだね~。


あと、保険の請求には必須なので、領収書だけは何があっても失くさずにねっ!


ついでだからココで、海外旅行が決まったらチェックすること、今ちょこっとみておきましょ~☆


海外旅行保険に加入する前にクレジットカードをチェックしよう♪

イタリアでの「扁桃腺が暴れん坊将軍」だった件で、つくづく感じたんだけど、海外旅行に行く前には、やっぱちゃーーんと海外旅行保険に加入してから出発しないとねー。



トモピコの場合、薬代も含めて病院で支払った医療費の5万円は全額、海外旅行保険の保険金がおりたけど、これ全部自腹だとマジで痛いっす。(*免責額の数千円を除く)



実際のところ、病院での支払いは手持ちの現金でナントカなったけど、その後現金がなくなって、現地ATMでリラを引き出してから、イケメン薬剤師くんの所に行ったもんねー。



ぶっちゃけ、海外旅行保険はほとんどのクレジットカードに自動付帯されています。

なので、手持ちのカードに保険がついていれば、わざわざ旅行の度に海外旅行傷害保険をかける必要ナッシング~\(^o^)/



当時トモピコが保険金請求したのも、VISA付きOMCカードに最初からついていた海外旅行保険。ありがたや~☆



海外旅行保険つきのクレジットカードを1枚持っていれば、わざわざ高い保険料を払って保険をかけなくてもいいし、手続きのための時間や手間も省くことができるのも、いいよね♪



海外旅行保険の補償内容は、カード会社やカードの種類によっても違うので、旅立つ前に十分にチェックしてみて下さいね。

もし、もう少し手厚い補償が欲しいな~って思ったら、足りない補償を補う形で保険会社に相談してみるといいですよ。


あ、あと、ちょっとした風邪薬なんかは、日本から持っていくのがおすすめです。

使わずに余ったお薬は、帰国前に外国人のお友達や日本人留学生なんかにあげると、喜ばれましたよ~ん♪

トモピコトモピコ

海外に行くときは、いつも以上に体調管理に気をつけて、元気に楽しくお過ごし下さいね~♪

ツッコミ鳥ツッコミ鳥

あんたに言われてもなぁ・・・説得力あらへんわっ

ってことで、長い長~~い今日のトモピコのおっぺけ話はこれでおしまいデス。最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました\(^o^)/

グラッツィエ~チャオ~*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*